Ray 1st Anniversary Interview

Ray 1st Anniversary Interview

2012年2月8日、アーティスト・Rayが誕生した。
この1年CDをリリースし、いろんなイベントに出演し、いろんな作品、たくさんのファンの方に出会ってきたRay。
1年間、彼女が何を見てきたのか、何を感じてきたのか、その体験の中から見つけたものはどんなことなのか?デビュー1周年を迎える直前に聞いてみた。


―デビュー1周年おめでとうございます!

Ray ありがとうございます!


―仕事の度に、住んでいる北海道から東京へ「飛行機通勤」しているわけですが、移動は慣れましたか?

Ray 慣れました!でも、寒い北海道の飛行場から乗って、東京の飛行場に着くと暖かくて、スイッチの切り替えがなかなか難しいです・・。東京では、汗かいて歩いてます。(笑)


―ちなみに、以前、飛行機の中でゲームをしているなんて伺いましたが…?

Ray ゲームをすることもありますが、最近は結構、音楽を聴いています。自分のiPodに入っている音楽を聴いたり、機内チャンネルで北海道出身のアーティストを紹介するチャンネルがあるので聞いてみたり、あと、たまにクラシックなんか聞いて、優雅な空の旅を満喫しています!(笑)


―振り返ってみて、デビューしてからのこの1年はどんな1年間でしたか?

Ray 今までの人生の中で、充実しすぎてた1年だというぐらい、いろんなことがたくさんあって長いような気もしますが、それぞれの出来事はあっという間に終わっていきました。


―デビューして一番変わったことはどんなことですか?

Ray 音楽の聴き方が変わったと思います。今までは曲全体を聴いて楽しんで聞いていたのですが、歌っている方の特徴や細かい部分を聴くようになりました。
あと、私のことを知ってくださっている方もいらっしゃるんだなと思うと、見られているということを意識しなきゃいけないなと思うようになりました。



―アーティストとなると、自分のCDが店に並んだり、実際にCDを買ってくださったファンの方にお会いする機会もありましたが、どんな気持ちですか?

Ray イベントに来てくださる方はもちろんですが、イベントが開催されない地域でも、CDを買ってくださった方がTwitterなどで「CD買いました!」というコメントを送って下さるのですが、コメントを読んで、日本全国に私のCDを買ってくださった方がいるんだと思うと、感動します。


―イベントと言えば、今まで東京・大阪・名古屋では、イベントをやってきましたが、他にイベントをやってみたい場所はありますか?

Ray たくさんあります!全国47都道府県巡業もいつかやってみたいです!
でも、今、一番やってみたいのは出身地でもある北海道でやりたいです。札幌で凱旋ワンマンライブがやれるようになりたいです!
それから、東北でもやってみたいです。イベントは、東・名・阪ではよくやられていると思うんですけど、東京より東とか北でイベントが行われることってすくないなと思っているので、是非やってみたいです。
中でも、仙台には一度行ったことがあるのですが、街の雰囲気も好きなので、是非イベントもやってみたいです。あと牛タンが好きだから仙台に行ってみたいです(笑)



―この1年間で一番印象に残っていることはどんなことでしょうか?

Ray すごく大きな舞台だったので、やっぱり「アニメロサマーライブ」はすっごく印象に残っているのですが、Wonder Goo守谷店でのリリースイベントもすごく印象が強いです。デビューして本当に初めてのイベントだったということもあり、あの時は本当に感動しました。
始まる前は、すごく不安で仕方なかったです。どれぐらいのお客さんが来てくださるかわからないし、来てくれなかったらどうしようとも思ったし、パーソナリティーを務めるラジオ番組にも「行きます!」というメッセージをいただいたのですが、なかなかそれが目に見えてわからなかったことと、ファンの皆さんに迎え入れていただけるかも不安でした。
実際イベントが始まると、「Rayちゃーん!」っていう声援が聞こえてきて、私のCDを買って聞いてくださっている方がこんなにたくさんいるんだってびっくりしたし、嬉しくなりました。



―インストアイベントも何回か行ってきましたが、初めてのイベントから心境の変化はありましたか?

Ray 「イベント行くよー!」というコメントをいただく機会も増えて、私のCDを買ってくださって会いに来てくださる方がいるということがわかるようになったので、意気込み的には「どうしよう?」という気持ちよりも「頑張るぞ!楽しむぞ!」と思うようになりました。私自身が楽しんで、その空気をファンの方にも感じていただいて、楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。


―レコーディングには慣れてきましたか?

Ray 歌うイメージを考えることは大変です。曲が上がってきた時点で、自分である程度歌い方を考えて、歌詞が上がってきたら、言葉の意味と表現のしかたを考えて、また歌い方を考えます。それからレコーディングに挑むのですが、実際にブースで歌っていると、言葉が抽象的で難しいことも多いので、どういう意味でとらえたらいいかな?と、ディレクターさんと相談しながら歌ってます。


―歌い方の引き出しは増えましたか?

Ray 私の歌をCDだけで聞かれる方もたくさんいらっしゃるので、歌詞の意味を考えて、声だけで歌詞のイメージを伝えることを心がけて歌っていたんですが、ただ歌詞に沿って歌っているだけではダメなんだなって思うようになりました。そのためには、まだまだ勉強しなきゃならないことはたくさんあります…。


―ジャケットやMV(ミュージックビデオ)撮影もなれてきましたか?

Ray 表情の作り方やポーズを考える事は大変だなと思います。
撮影の時、カメラを向けられると今でも緊張します!MV撮影の時も緊張するんですけど、MV撮影は自分の曲がかかっているので、口ずさみながらやるので、気がまぎれるのですが…。ジャケット撮影も曲をかけていただいてるんですけど、カメラ目線で、止まって、ポーズを決めてとらなきゃならないので、緊張します。その場に慣れるのにもまだ時間がかかります…。
MVでは、ダンスシーンや、自転車に乗ったり、やることが決まっているところはいいんですけど、例えば「sign」の水辺に立って歌っているような、イメージシーンの時は、どうしたらいいのかな?って悩みます。ライブで歌ってる感じとか、自然体でいいよって言っていただくので、自分なりに考えてみるんですけど「手を伸ばす」という歌詞で手を伸ばしたりしてみる!ということぐらいしか思い浮かばなくて…こんな感じでいいのかな?って考えちゃって、頭の中がふわっふわしてました。(笑)今は、とりあえずやってみて、監督さんと相談しながら撮影してます。



―最近はダンスがたくさんあるMVを制作されてますが、ダンスはどうですか?

Ray すっごい楽しいです!もともと体を動かすことが好きで、ちょっとだけダンスを習っていた時期もあったので、踊るのも見るのもすごく大好きです!
ただ今まで、歌は歌、ダンスはダンスでやってきていて、歌とダンスを一緒にやってきたことはあまりなかったので、今は、一緒にやるとまた違った難しさがあるなと痛感してます…。



―そうやって作って来たものが発売されるわけですが、CDが発売されるまでの気持ちに変化は出てきましたか?

Ray ドキドキから、少しずつワクワクに変わってきました。今でもCDが実際に店頭に並んでいるところを自分の目で見ないと発売した実感がわかないのですが、発売前に出かけたときに、お店を見て、ポスターを貼ってくださるお店があると「CDどこにならぶのかなぁ?」ってワクワクするようになりました。


―「アニソン」だと、アニメと自分の歌が一緒になる瞬間を見ることがあるわけですが、その瞬間はどんな気持ちになりますか?

Ray すごく感動します!特に「あの夏で待ってる」の時は初めてで、まったく想像もつかなかったのですが、全国的に同時にたくさんの方が見ていて、私も同じ瞬間に見ていて、みなさんがどう思うのかな?受け入れていただけるかな?という不安がありました。実際流れた後に「すごく良かったよ」って言っていただけることがあって、すごく励まされました。
でもやっぱり、いろんな方に見ていただいて、聞いていただくというのは緊張するので、画面の前で正座待機です!(笑)
「楽園PROJECT」の時はまた違った緊張がありました。「To LOVEる -とらぶる-」は原作も読んでいたし、アニメも見ていて、アニメと音楽が合ってるなって感動して見ていたので、「次は私が歌うんだ!」ってなると、「あの夏で待ってる」の時とは全く違う緊張感がありました。作品のイメージを崩さないように表現したいと思っていたので、うまく表現できていればいいなと思いながらアニメを見ていました。



―今回の「AMNESIA」はエンディングですが、どうですか?

Ray 毎回、画を注目してみています!毎週「これからどうなるんだろう?」というタイミングでエンディングの曲が流れ来るので、主人公の迷っている気持ちとかが、視聴者の方に伝わるかな?って毎回緊張しながら見ています。


―では、アーティストとしてこれから歌ってみたいジャンルの歌はありますか?

Ray しっとりした歌い上げる感じのバラードが歌ってみたいです!すごく難しいと思うんですけど、シンプルにピアノ伴奏と歌だけの曲で、切ない感じなんだけど、聞かせる感じのバラードを歌ってみたいです。


―今まで着た衣装の中で、もう一度着てみたいものはありますか?

Ray 「sing」のMVで来ている、青いドレスです。エレガントで大人っぽいドレスなんですが、最近は可愛らしい衣装が多いんですけど、きちっとした感じの衣装も好きなんです。いつかバラードを歌うときに、こういう大人っぽい衣装を着てみたいなと思ってます!


―逆に、これから着てみたい衣装はありますか?

Ray キャンディーBOXのようなPOPでキュートな感じの衣装を着てみたいです!
形的には今回の「Recall」の衣装は、袖がフリルで、首元のレースもすごく好きなんですけど、これをもっと、オレンジとかピンクとか、明るくPOPな色にした衣装も着てみたいです。



―デビューしたけど、「まだまだだなぁ」と思うことはありますか?

Ray たくさんありすぎて…。でも、本番に強くなりたい!というのは切実な悩みです。練習やリハーサルといったリラックスしている時と、本番で衣装もビシッと着てお客さんの前にいるときとでは、かなり心情が違って、うまくできないことが多いんです。ステージ上ではすっごく楽しんでいるんですが、終わった後、映像を観たりして振り返ってみると「ずどーん」って落ち込みます…。ステージでのMCも、落ち着いていれば自分で考えていることもうまく話せるのですが、ステージに立っている時は、緊張と楽しさで気持ちがごちゃごちゃになって、全部吹っ飛んじゃうんです。
だから努力して、慣れなきゃいけないなと思うし、もっと後悔しないように本番に取り組めるようになりたいです。



―これからもっとたくさんのことがあると思いますが、チャレンジしてみたいことはありますか?

Ray たくさんあります!!中でも、ファンクラブイベントみたいなものでしょうか?「お煎餅を一緒に食べる会」をやってみたいです。他のアーティストの方で、クリスマスなどにファンクラブのイベントをされてる方がいらっしゃると思うんですけど、そういうのにも憧れますが、例えば「お茶の日」にお茶をすすりながらお煎餅を食べるっていうのをやってみたいです!ファンのみなさんと、好きなお煎餅を食べながら、「このお煎餅のここがおいしい!」というような、何気ない話をしてみたいです。
あと、私が歌でおもてなしをするようなライブパーティーもやってみたいですし、曲が増えたら、ファンの皆さんからのリクエストにこたえるようなライブもやってみたいし、あと日本全国いろんなところでライブをやりたいです!



―パーソナリティーを務めているラジオ番組「2h」で毎週大好きなお煎餅を食べてきていますが、もう一度食べてみたいお煎餅はありますか?

Ray 顔が隠れるぐらい大きなお煎餅です。食べきれないんじゃないかって思うぐらい大きいっていうインパクトと、あと好きな味だったので、もう一度食べてみたい!と思います。


―1年間たくさんのお煎餅を食べてきたと思いますが、もしお煎餅をプロデュースしてくださいって言われたら、どんなお煎餅を作りたいですか?(笑)

Ray 割れ煎です!砕いてあるやつです。私の一番好きなお煎餅が割れ煎ということもあるんですが、男性はワイルドに噛めるし、女性はメイクとかしていると、なかなか大きな物にかぶりつくのが難しいと思うので、いいなと思います!濃いめの醤油味で、固焼きの割れ煎がいいです!


―最後に、ファンのみなさんにメッセージをどうぞ!

Ray 1年間いろんなことをやらせていただき、すごく充実した1年でした。こういうことができるのは、スタッフの皆さんもそうですが、CDを手に取って聞いてくださるファンの皆さんのおかげだと思っています。これからもみなさんにちゃんと私の歌を届けられるようにしなきゃと思いますし、皆さんに楽しんでもらえるライブがやれるようになりたいと思ってますので、これからも応援してもらえると嬉しいです!

Ray Official Web Site

Ray Official Fanclub 猫耳団

Going My Ray -Ray Official Blog-

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