みなさん、こんにちは!Machicoスタッフです。
MachicoのHPをご覧いただきありがとうございます!
Machicoに興味を持っていただき、このページをご覧いただいたと思うのですが、もっともっとMachicoがどんな子なのかを知ってもらいたいと思い、Machicoにインタビューをしてみました!
2回にわたってお送りしますが、第1弾は普通の女の子だった彼女がアーティストになるまでのお話し。
インタビュアーは多方面でご活躍のライター・冨田明宏さんです!
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――まずMachicoさんのこれまでの歩みをお伺いしたいのですが、声優と歌手では、どちらに最初興味を持ったのですか?
「ほぼ同時だったと思います。まず、私が育ったところがすごく田舎で、NHKと民放合わせて4つしかチャンネルがなかったんです」
――広島県呉市ご出身ですよね? そんなに田舎でしたっけ?(苦笑)
「私の住んでいるところだけチャンネルが4つで、田んぼ2つ挟んだおばあちゃんちはもっといろいろと映っていました(一同笑)。だからアニメが全然観れなくて、家で『ドラえもん』とかも観たことが無かったんです。でも、ディズニー作品の短編作品は大好きで、DVDとかで観ていて。特にミュージカルっぽいところがすごく私の心にグッときました」
――歌と一緒に演技も同時に楽しんでいた?
「そうですね。ディズニー作品は、セリフの中で急に歌が始まるので。小さい頃はよく真似をしていました」
――特に好きだったディズニー作品は?
「『不思議の国のアリス』です。物語のすべての流れを覚えて、1人でいろいろなシーンを真似して遊んでいました。あとは、『アラジン』が好きでした。それが、3歳くらいの頃だったと思います。その後も、海外アニメに慣れ親しんでいたので、『シンプソンズ』とか『スポンジボブ』とか、そういう作品を中心に観てきました。海外アニメ特有の、ハチャメチャで賑やかな世界が大好きで」
――歌手になりたいと思ったのはいつ頃ですか?
「小学校5年生の時です。その頃、BoAさんがすごく大好きだったんです。可愛くて、歌も上手くて、ダンスも格好良くて……。BoAさんが、最初に憧れたアーティストかもしれません。でも、その後特に歌手を目指して何かをしていたわけではなかったのですが、中学1年生の時に、はじめてレコードメーカーさんの地方オーディションを受けたんです。その時は一次審査で落選でした。その頃は部活もやっていたので、中学生活の3年間は部活に打ち込んでいました」
――そうだったんですね。高校生になってからは?
「私にはお兄ちゃんがいるのですが、お兄ちゃんと同じ高校に入ったんです。その高校には“ROCK部”という軽音部があって、お兄ちゃんもそこに所属していて。そんなバンドをやっているお兄ちゃんが、すごく格好良く見えて。みんなからも注目を集めていて、すごいなぁって。そこで、私も同級生の軽音部の友達に誘ってもらって、入部したんです。はじめてステージに立ったのは高校2年生の文化祭だったのですが、演奏後に大勢の人からアンコールをいただいて。それが本当に気持ち良くて、「人前で歌うのって、こんなに楽しいんだ」と感動したんです。そのあとは、私自身がバンドに所属することはなくて、いろいろなバンドのボーカルに参加させていただく形で活動をしていました。複数部活に入れる高校だったので、他にも放送部に一生懸命取り組んでいました」
――放送部では、どんな活動を?
「高校野球のウグイス嬢をやっていました。その当時高校野球が大好きだったので、本当はマネージャーをやりたかったのですが、「自分の面倒も満足にみれんのに、人の面倒なんかもっとみれんよなぁ」と思って(笑)。それで少しでも野球に携われる、放送部のウグイス嬢になりました。」
――軽音部では何を歌っていたのですか?
「Whiteberryさんの「夏祭り」とか、チャットモンチーさんの「シャングリラ」とか、HYさんの曲とか……本当にいろいろと歌っていました。そういう活動がきっかけで、少しずつ歌手になることが夢になっていった気がします。でも、だからといってオーディションを受けるわけでもなく、ただ楽しいから歌っていただけなので、本格的に歌手を目指すというところまでは考えが及んでいなかったと思います」
――ホリプロ・スカウト・キャラバンは「声優アーティスト」を目指す人のためのオーディションだったわけですが、Machicoさんが声優に強く憧れを抱いたきっかけは?
「高校2年生のときに、音楽の趣味が同じ友達が声優の小野大輔さんのファンで、その子とアニメが好きな友達と一緒に、声優を養成する学校のオープン・キャンパスに参加してみたんです。その時の経験がすごく楽しくて。家に帰ってから、親に「声優になりたい……」と相談したら、「あんたの本気度が見えん。もし本当に声優になりたいなら、自分でお金を貯めて声優になる専門学校に行きんさい」と言われたんです。なので、進学は普通の資格取得を目的にした専門学校に行きました」
――最初に憧れた声優さんは?
「山寺宏一さんです。私が小さい頃から観ていたディズニー作品にもたくさん出演されていて、オープン・キャンパスで声優さんの勉強をした時に、改めて山寺さんの演技力の凄さを実感したんです。しかも歌唱力も素晴らしくて。それ以来、私の中では崇めてしまうくらいに憧れの存在です」
――Machicoさんにとっては神のような存在なんですね(笑)。
「はい! 今、一番会ってお話をお伺いしたい方ですね。いつの日か、お会いしてみたいです……!」
――その後、スカウト・キャラバンを受けるまでの経緯は?
「専門学校は2年間通ったのですが、お母さんから「夢だけ追っとったらいけんけん、2年間は専門学校に通って、いつでも仕事ができるようにしときんさい。その後のことは自分で考えて、どうしても声優になりたいなら好きにやりんさい。口出しせんけん」と言われていたので、ちゃんと資格も取りました。その後の進路を決めるとき、「どこまで出来るか分からないけど、やれることは全部やってみよう」と思って、いろいろなオーディションを受けたんです。でも、どれも結果はダメで。そして、本気で進路を決めないといけない2年生の最後の時期に、ホリプロタレントスカウトキャラバンがあることを知って応募しました。そこで、やっとファイナルまで行くことができて……」
――品川ステラボールで最終審査が行われましたが、あの時を振り返っていかがですか?
「とっても楽しかったです!」
――えっ!? 緊張とかはなく?
「最初はすーっごく緊張していたのですが、歌の審査の時、最初の子がとっても気持ちよさそうに歌っていたのが楽屋のモニターで見えて。それがすごく楽しそうだったんです。だから私も「早く歌いたい!」という気持ちになっていって。お客さんもすごく盛り上がってくださっていたので、今まで人前で歌った中で一番楽しく歌う事が出来えました。あの瞬間、「私は絶対に歌手になる! 夢を諦めずに追いかける!」と改めて思いました」
――最終選考に残ったみんなとは、どのような関係ですか?
「仲間です。オーディションの時期は、みんなで一緒に熱海で合宿をして、みんなで一緒に悲しだり、喜んだり……すごく大切な仲間です。あの最終審査の日もみんなと別れる時がすごく寂しくて、「次いつ会えるか分からないけど、元気でね」って声を掛けあって。あのオーディションが終わった時は、「次は何を目標にがんばろうかな……」と考えていました」
――今までの人生で一番大きなイベントが終わってしまったと。
「はい。その寂しさもありましたね。でも、とにかく歌をがんばろうと思って、カラオケに行って自分が歌っている姿をデジカメで撮影して、家に帰ってから「ここの音域で出てないな」とか、ひたすら自主練を繰り返していました。そういう日々を過ごしていたら、ある日ホリプロのスタッフさんから電話がかかってきて、「こういうお話があるんだけど、どうかな?」とお話をいただいて。突然のことであまりにも驚いてしまって、とにかく「はいっ!はいっ! よろしくお願いしますっ!」と、とにかく夢中で頑張っていたら、今に到りました(笑)」
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いかがでしたでしょうか?
さて、後半は、今回PCゲーム「すぴぱら」メインテーマソングを歌うことになってからのお話し。後半もご期待ください!